えさき商店
手描き提灯を作り続けて70年。
店の思い
オリジナルの提灯、お届けします
中世の区割りがそのまま残る奈良町に店を構える『えさき商店』の提灯(和紙製)は、伝統と温もりを大切に一つ一つ丁寧に、全て手作りしております。
お客様のご注文を受けてから制作に取り掛かりますので、少しお時間を頂きますが、一つとして同じものはございません。世界に一つだけのオリジナルの提灯を、心を込めてお届けさせて頂いております。
心を込めて作られる提灯。
ちょうちん十色
御神燈
その地区の氏神(神社)の氏子さん(各町内の住人)が、秋祭りに自宅の軒先に吊るす提灯でございます。
大きさは縦80cm・直径40cmほどで、全体は白地(和紙の素材色)で御神燈の文字と各家の名や家紋が入ります。
地蔵盆の提灯
近畿一円で行われているお地蔵さんをお祭りする、盆祭り(7月か8月の23・24日)の提灯でございます。地蔵菩薩は地獄に現れて救ってくれる唯一の仏と言われ、弱者を守ってくれる仏様です。そこから地蔵盆は子供の健康を願う祭りとなり、町内ごとにお祭りをし、その提灯には各家の子供の名前や町名が書かれております。
寺社の提灯
奈良県内には1,206もの寺社がございますが、どの寺社にも寺社名や伽藍名を書いた提灯が吊るされております。どこの提灯も白地(和紙の素材色)に文字だけと言うシンプルなデザインですが、一般家庭の御神燈と比較するとやや大きめのサイズでございます。左のものがそれで興福寺(南円堂)の提灯、右のものは箱提灯というもので、不使用時には円柱形の木箱となります。唐招提寺に納めさせて頂いた提灯でございます。
赤ちょうちん
居酒屋や飲食店の看板となる提灯でございます。
全体が赤く塗られていることから、赤ちょうちんと呼ばれております。
主に屋号や扱う商品が書かれますが、そのお店のロゴや絵が描かれた白ちょうちんもございます。
各種イベント用提灯
各種、小中規模イベント用の提灯もご用意致しております。
写真は猿沢池で開催される夏のイベント「ならまち遊歩」でございます。
提灯の明かりは古都の雰囲気によく合い、その柔らかな明かりはいつも私たちの心を温かくしてくれます。
えさき商店のこと。
どんなお店?
古都「奈良」で始めました
奈良町は中世の区割りがそのまま残る、古い町並みです。
そして、ここ奈良は「奈良墨」と「奈良筆」が全国的に知られております。
一方『えさき商店』は盆提灯で有名な岐阜から奈良の地にやって参りました。まさに奈良と岐阜の伝統品がこの地で出会い、昭和8年(1933年)に『えさき商店』として創業したのです。
この町で永く提灯店を続けて来られましたのは、皆様の温かいご支援と、奈良町と言う風土のお蔭と感謝しております。どうぞ、これからも末永くお付き合い頂けましたら、幸いでございます。
なお、当店は奈良市の発行するパンフレット『奈良町』にも、地蔵盆の提灯の説明を含め、紹介されております。
商号 | えさき商店 |
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代表者 | 江崎 慶司 |
設立 | 昭和8年(1933年) |
所在地 | 〒630-8337 奈良市脇戸町20-1 |
営業時間 | 午前10時〜午後6時 |
定休日 | 月・木曜日 |
連絡先 | 0742-22-4735(代表電話) |
事業内容 | 提灯・傘の販売 |
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